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6月はリウマチ月間 袖ケ浦市・富津市の鍼灸整骨院、訪問マッサージ イトーメディカルケア

いつもブログをご覧になって頂き本当にありがとうございます。
袖ケ浦市・富津市の鍼灸整骨院、訪問マッサージのイトーメディカルケアです。

今月はリウマチ月間ということで、今日はリウマチについて書かせて頂きます。
なった人にしかわからない、非常につらい病気だと思います。そのなかで、何か対処法などを知っているだけでも、日常生活で助かることも多いと思います!

①リウマチの痛みに対処するための姿勢

重心の高さに気をつける…重心の位置が低いほど安定性が良いです。立った姿勢よりも座った姿勢の方が重心の位置が低いために安定性が良いのでお勧めです。また、立った姿勢でも両手を持ち上げると重心の位置が高くなるために安定性は悪くなるので気を付けましょう。また両足を密着させた立位よりも両足を離した立位の方が安定性が良いので、できるだけ足と足の間の幅を広くとるようにしましょう。また四つん這いや、杖を使用したほうが安定性が増します。 日常生活で上記のことを参考にして安定した姿勢を意識しましょう。         

②リウマチ患者の関節の保護について

関節リウマチでは体のあちこちの関節に変形が起こる可能性があります。関節の変形は一度起こると元には戻らないため、変形が起こらないようにすることが大切です。そのために関節保護という考え方があります。関節保護を実践することによって痛みを和らげたり、変形の発生を遅らせたりできます。よく、関節に大きな負担をかけないように、といわれますが、実際にどうすればいいのでしょうか?  

姿勢 ・高い枕の使用や、膝の下に枕を入れたままでの就寝は注意が必要です。
   ・作業をするための台の高さが低すぎると前かがみの姿勢になるので、注意が必要です。 

移動 ・起き上がるときは足を降り下ろす反動で起きるのは避け、ギャッジベッド(ベッドの上半分が自動、もしくは手動で上下でき、

    背中を起 こし、利用者の必要に合わせて姿勢を変えることができるベッド)を使用することが大切です。
   ・椅子から立ち上がる時は、手で支えるのではなく、前腕全体で支えましょう。
   ・車椅子は、なるべく両足で動かすようにしましょう。
食事 ・マグカップや湯のみ茶碗は下から支えるように、両手で持つと手と指への負担が少ないので、お勧めです。 

更衣 ・ボタンエイド(手と指に障害のある人がボタンを留めるために、ボタン穴に差し込み、ボタンを引き出してボタンをかける道具)

    を使用しましょう。 

整容 ・長柄のブラシや、軽量の電動歯ブラシを使用すると手と指への負担が少ないのでお勧めです。 

入浴 ・タオルを絞るときは、水道詮に引っ掛けて両手でねじると手と指への負担が少ないのでお勧めです。
   ・体を洗う時はループ付きのタオルを使用すると手と指への負担が少ないのでお勧めです。 
家事 ・片手鍋は手と指への負担が大きいため、両手鍋を使用することをお勧めします。 
   ・やかんを持つ時は、逆手で持つことで肘を利用できるのでお勧めです。 
   ・ペットボトルの蓋を開ける時は、市販のオープナーを使用すると負担が少なくてすみます。 
   ・材料のカットは、電子レンジで柔らかくしたり、フードプロセッサーを利用することをお勧めします。 

…大切なのは、「工夫すれば、意外とできる!」と実感することです。痛みがあるときに無理をするのは避けなければなりませんが、「リウマチのせいでできなくなった」と思うよりも、「病気があっても工夫次第でできる」と考えるほうが、前向きな気持ちで治療にも取り組めるのではないでしょうか。じめじめした蒸し暑い日が続きますが、お体にお気をつけてお過ごしください!

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