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スタッフブログ
2016.02.27
まだ寒い今ごろの時期に出回って来る春野菜「菜の花(なばな)」。
花も私たちの目を楽しませてくれる菜の花ですが、その蕾や茎は春の味覚の代表格でもあります。ほんのりとした苦味は一足早い春の訪れを感じさせてくれますね。食材としての菜の花は、花が咲く前の柔らかい蕾や茎、葉の部分を食べます。
花を咲かせるための栄養を蓄えているため、菜の花は栄養がとても豊富です。ビタミンCはほうれん草の3倍以上、その他にもビタミン、ミネラル、食物繊維など、他の野菜に比べても栄養価に優れた緑黄色野菜なのです。免疫力を高めて風邪予防に、美肌に、貧血予防に、便通改善に、などさまざまな健康効果が期待できるので、糖尿病の食事療法中の方も積極的に取り入れたい食材の一つです。
菜の花は蕾が硬く締まっていて、鮮やかな緑色のものを選びましょう。葉や茎がしなびてしまわないよう、濡らした新聞紙などで包んで袋に入れ、野菜室で保存します。下茹でをする場合は、熱湯に塩を入れ(水に対し2%程度)、30秒~1分程度茹で、冷水にとります。豊富なビタミンCは水溶性で、加熱に弱く、壊れたり流れ出てしまいやすいので、茹で過ぎ、冷水のさらし過ぎには注意しましょう。
私の母親の実家の山形では、雪が降る前の10月頃にたくさん種を蒔きました。そして、次の年の遅い春~初夏にかけてたくさん採れた菜の花を茹でて天火干しにして、ぜんまいのように保存食にして毎日食べたとのことです。花の部分のほろ苦い味がなんとも美味しくて今でも忘れられないと言っています。是非みなさんも、今の季節だけ味わえる旬の味覚を味わってみるのはいかがでしょうか?リハビリ、原田。
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