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梅田の大事故から得られる教訓

昨日、大阪梅田で起きた痛ましい自動車事故。その運転手の司法解剖が本日行われ、原因は大動脈解離による心疾患であったことが判明しました。

大動脈解離とは、大動脈の内壁が裂ける死亡率の高い病気で、高血圧、動脈硬化により血管の壁が弱くなることが原因であることが多いとのことです。大動脈解離は突然発症することから、ある一定の確率で運転中に発症する可能性があります。車やバス、トラックなどを運転している時に発症すると、事故で多くの人たちを巻き込む可能性があります。では、この大動脈解離の発症を事前に察知し、運転中の突然死を防ぐことができるでしょうか?

健康診断で血管の様子(動脈硬化があるか)や血圧をチェックし、生活習慣などの改善を指導し、血圧を下げる薬を飲んでもらうということで、大動脈解離の発生率を減らすことはできるかもしれません。

また、

私の仕事のような日常的に車が必要な職業や地区の場合はなかなか難しいことですが、できるならば極力車に頼らず、公共交通機関を利用し、ちょっとした距離なら歩いてみる。こうしたことで運転中の病気の発生の可能性を減らすと同時に、より健康になり、心臓、血管の病気の発生率を減らせ、CO2の発生も減らせます。実行が難しいとしてもせめてそのことを意識することは誰にでもできると思います。

運転中の急病発生とそれによる事故というのは、何もてんかんのような持病がある人だけが引き起こすのではありません。車を運転する限り、誰にでも運転中の急病は発生しうるのです。梅田の事故は私達にこのことを改めて気付かせたと言えるでしょう。

リハビリ、原田。

 

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