最近読んだ本のコラム
ブログに書くネタがつきて来たので、最近読んだ本のコラムを載せます。
☆ちょっと一言☆
患者さんの中には、それこそ荊の道を歩んでこられた人たちがたくさんいます。
病から来る痛みや苦しみは、その人自身にしか解りません。
その他は所詮他人事なのです。
だからといって、病の苦しみは他人には解ってもらえないと拗ねてしまっては
いつまで経ってもその苦しみから逃れることは出来ません。
今現在のあなたは過去の集積であるという事に気づかなければなりません。
人のせいや環境のせいにしてしまったら病を癒すことも人生をやり直すことも不可能となってきます。
人生の途上で起きる失敗や挫折、或いは病などはその中から
「今何をすべきか、考えなさい」という信号なのです。
各人に与えられた人生の問題集は解き方も答えもそれぞれが異なります。
自分の問題は自分で解くしかないのです。
問題を解いているうちは困難がつきまといます。
しかし、そうした困難は長くはありません。
長引かせているのは、病気の原因を他に転嫁しているからに他ならないのです。
それでも自分の至らなさを認めず、人や環境のせいにして病気になってしまった事を
嘆いている患者さんに対して最後に問う事が一つあります。
「わかりました、あなたの言い訳は伺いました。
それであなたは幸せになりたいんですか?なりたくないんですか?」
殆ど患者さんが「幸せになりたい」と答えます。
その「幸せになる」答えが、患者さん自信に備わっていること、
そしてその力を発揮するためには患者さんの心の中で
「怒りや不平不満、愚痴などを取り除く」ように指導を行うことが大切です。
私はコラムのような事を言えるほど立派な人間ではありません。
また、そこまで切羽詰った対応をしたことがありません。
ただ、言いたいことはわかりました。
技術だけに眼を奪われること無く、
患者さんの心の思いや動きをつぶさに観察しなさいと、いう事ではないでしょうか!
イトー整骨院 川上