秋の食べ物で健康になりましょう!PART2!
秋の食べ物で健康になりましょう!PART2!
前回のつづきになります。
秋の美味しいモノの栄養と特色を知り、旬のウマサを極めよう!
里芋~脳を元気にしてくれる
【栄養】
「いも類はカロリー高い!」と思っている方は是非里芋を。
カロリーが低く、食物繊維も豊富。
またビタミンBやぬめりのもとガラクタンは脳細胞を活発にするそうです。
【効能】
慢性の便秘に悩んでいる人にオススメ。
胃腸の調子を整え、食欲も増進するのでやせて食欲のない人にはうってつけです。
【おすすめ調理法】
昔ながらの煮付けはもちろん、さっとゆでてグラタンやコロッケなどの洋食メニューにもOK。
また消化の良い大根や人参、タンパク質の豆腐、繊維の豊富な里芋の組み合わせのけんちん汁は、
便秘、高血圧、糖尿にも効果的な健康料理だ。
ぎんなん~ファイトの素!?
【栄養】
栄養素はコレステロールを減らすレシチンと良質タンパク質、
血圧を調節する効果のあるカリウムも多く含まれています。
【効能】
ぎんなん(イチョウ)は非常に生命力の強い植物です。昔から滋養強壮の効果があると言われてきました。
元気がないときに体に元気を復活させ、咳止めなどの漢方薬の主原料にもなっているます。
【おすすめ調理法】
ぎんなんは生で食べると中毒を起こしたり、また子供が大量に食べるのもダメ。
大人もあまり一度に大量に食べずに、焼いたものを1串とか、
炊き込み御飯や茶碗蒸しに入っているのを食べるのが良いでしょう。
栗~渋皮むきはストップ!
【栄養】
栗はデンプン、ビタミンB1、Cを多く含んでいます。
また渋皮に含まれるタンニンは抗ガン物質として最近、脚光を浴び始めているようです。
【効能】
栗は筋肉や骨を丈夫にする働きがあると言われ、胃腸を丈夫にし、
血液の流れを良くする働きもある。足腰に自信がなくなってきたら、密かに毎日1、2粒栗を食べて見よう。
【おすすめ調理法】
せっかくの渋皮をむいてしまうのはもったいない。是非、渋皮煮がオススメ。
またお手軽おやつにはスナック菓子より甘栗がいいのでは…。
柿~飲み会の前に食べよう!
【栄養】
柿にはビタミンCが多く、大きめのモノ1個には1日に必要なビタミンCがとれる。
またビタミンAや食物繊維ペクチンやカリウムの働きで動脈硬化や高血圧の防止にも効く。
【効能】
酒の酔いざましに効果のあるのは知られたところ。しかし実は飲酒の前に食べておく方が効果が高い。
【おすすめ調理法】
生食が多いが、柿は消化があまり良くない上に、体を冷やす作用も強いので胃腸が冷えやすい人・病後の人はたくさん食べるのは禁物。
疲れや、飲み過ぎ、運動の後で体が火照ったときは酢の物が良い。
体内の余分な熱を冷まし(柿・キュウリ)、肝臓の解毒作用を高め(柿)、
ミネラル(ワカメ)豊富と三拍子揃った組み合わせで酢の物を。
また柿の葉はビタミンCが多く、利尿効果、新陳代謝の促進、高血圧に効果的。
むくみや血圧の気になる人は是非、柿の葉茶がオススメ。
美味しい秋の食材を満喫しましょう。
リハビリ 鮫島