秋の食べ物で健康になりましょう!
秋の食べ物で健康になりましょう!
残暑が無く、梅雨のような秋の初め…本格的な秋を迎える前に、旬の食材を調べてみました。
秋の美味しいモノの栄養と特色を知り、旬のウマサを極めよう!
サンマ~全部食べるのがイチバン
【栄養】
サンマの栄養は何といってもタンパク質。
牛肉やチーズより質が優れているようです。
脂肪の多価飽和脂肪酸の中で、血栓防止効果のEPA、学習能力を高めるDHA
貧血に効果のビタミンB2、苦めの腹わたにはビタミンAも豊富に含まれている。
【効能】
サンマは胃腸を温め、疲労を取り元気を出してくれる。
まさに夏に疲れた体を回復するにはうってつけ。
またEPA、DHAは成人病の予防やぼけ防止に効果がある。
【おすすめ調理法】
焼いたおいしさは捨てがたいが、丸ごと食べるのには炊き込みゴハンや、煮るのもよいでしょう。
ナス~血液に抜群の効果!?
【栄養】
ナスは秋になると皮は柔らかく、実が引き締まりおいしくなる。
ナスは9割以上が水分で、他に食物繊維や糖質が主である。
【効能】
中国ではナスは体の熱を冷ます、血液の滞り(とどこおり)をなくす、
腫れを取るなどの効果があると言われます。腹痛や下痢、関節炎、口内炎、内痔などの治療に用いられてきました。
これらはルチン、エルセチンといった成分の働きであることが最近解ってきました。
血管の柔軟性を保つ、出血の防止などその効果が次第に注目されてきています。
【おすすめ調理法】
ナスは油の吸収率が良く、また油と一緒にすると血中コレステロールを抑制する働きが高まるという説があります。
油炒めやしぎ焼きなどがオススメ。またナスは体を冷やす効果も高いので、緩和のためにも加熱して食べるのがよい。
さつま芋~ヘビースモーカー必見!
【栄養】
熱に強いビタミンCが豊富です。またビタミンEは玄米の2倍です。
食物繊維も多い。
【効能】
さつま芋は消化器系の働きを高めて、胃腸を丈夫に体を元気にします。
気力のないとき、ストレスのために食欲がないときも有効です。
また最近のアメリカの研究でさつま芋のベータカロチンや
プロテアーゼ阻害物質が肺ガンの予防に役立つことがわかりました。
【おすすめ調理法】
栄養を丸ごと食べるには焼くこと。焼き芋は最高ということですね。
また煮るときにショウガを加えれば消化器系の強化に、レモンを加えると消化器の機能が高まります。
第2弾も予定しています。
リハビリ 鮫島