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お灸の効果

自分は学生時代に学生同士でお灸をやりあった際に、お灸が熱くて好きではありませんでした。

治療院で働いてからも最初のころは、患者様にお灸の治療はしませんでした。

卒業から半年ぐらいして、同期の友人が面白いお灸の勉強会があるから1回行ってみようと誘われて、しぶしぶお灸の勉強会に参加しました。

そのお灸の勉強会は、竹筒をつかいながらお灸をしました。

竹筒をつかいながらお灸をしてもらうと、気持ち良い温かさでした。

 

五十肩で肩の可動域が90°までしか挙がらなかった方が、お灸をしながら肩を動かすことで、可動域が150°まで挙がっていました。たった数十分でこんなに効果があることにお灸の魅力を感じました。

さっそく家に帰り、父親が五十肩だったので、お灸の治療を毎日行ったら、肩の可動域が日に日によくなり、1ヶ月ぐらいで五十肩が治りました。

それから毎月お灸の勉強会に参加して、お灸が好きになっていきました。

そして、患者さんにもお灸の良さをすすめるようになりました。

 

それではここからお灸の説明に入っていきます。

灸は「お灸」「やいと」などと呼んでいます。

もぐさを使ってツボ(筋肉の分かれ目や、骨上や関節のすきまなどに現れる圧痛・かたまり、へこみ)に熱刺激を加える方法で、直接皮膚にもぐさを乗せて着火させる直接灸と、もぐさと皮膚の間をあける間接灸があります。

 

直接灸では、もぐさの大きさは糸状や米粒ほどの小さいものから小指大の大きさのものがあります。

熱の刺激が強く、皮膚の厚い足裏などに行います。

間接灸には、もぐさと皮膚の間に灸点紙という紙を入れて、もぐさが直接皮膚に触れないようにするものや、薄く切ったにんにくや生姜、味噌などを挟む隔物灸と呼ばれるものがあります。

当治療院では、灸点紙を用いて、お灸をするので温和な熱さとなります。

灸の効果は、ツボや患部に熱刺激を与えるため、血行が良くなります。

そのため、血液内の免疫物質を分泌されたり、造血作用が促進されたりして、身体の機能改善や抵抗力向上などに効果があります。

 

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ストレッチ鍼灸イトー整骨院 佐藤直樹

 

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