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お灸の素朴な疑問について
最近のブログ更新では灸治療について書かせていただいているので、
今回も灸治療のお話を簡単にさせてもらいます。
以前に「不眠」でお悩みの患者さんに、足の裏にある〝失眠”というツボにお灸治療を施していた際、
『お灸の熱さは感じたほうがいいの? それとも感じなくても効いてるの?』と聞かれました。
この患者さんは、〝失眠”というツボに50壮くらいやり、やっと熱さを感じました。
先ほどの患者さんからの素朴な質問は、意外と皆さん考えるところがあるのではないでしょうか!?
実はお灸治療の際、熱感を自覚しない場合は、その人が熱く感じるまで施灸した方が効果的です。
症状が軽い場合には、比較的すぐ熱感を自覚しやすいです。
その逆で、症状が重いほど感覚が元に復するまでに多くの壮数を要する。ということになります。
なので、お灸治療を受けられる患者さんがいましたら、自分の熱感の感覚で症状の状態を把握するのも
一つの目安になると思い、今回お話させてもらいました。
イトー整骨院 宮内