ネバネバ山芋で体力回復
今日は場所によっては大雪になったとのことで凍えるような寒さで、明日も寒い一日になるとの予報です。この寒い冬を元気に乗りきるために滋養強壮効果のあるネバネバ食材「山芋」について調べて見ましょう。
中国では山の薬と言われている山芋。日本では山のうなぎ、と言われています。縄文時代以前から食べられていたそうです。
山芋には酵素が豊富です。ビタミンB1、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。そしてムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上させていきます。このムチンが疲労回復に大きな役割をもっているのです。 ただしこの栄養素、熱には弱いので加熱せず、生のまますりおろすなどをして食べるようにしてください。熱いだし汁を掛けるのも禁物です。人肌程度にぬるくしてから加えるようにしましょう。
食べ物を消化するには消化酵素というものが必要になりますが、山芋に含まれるアミラーゼが消化と吸収を助け、ムチンが胃粘膜を保護します。消化吸収がとっても良い糖質を含んだ食材です。
山芋は女性の美肌や若返りにとても効果があります。食物繊維が豊富なので腸内をきれいにし、お通じが良くなります。便秘が解消されるために肌の調子が良くなります。大腸がんや高血圧の予防などの働きもあります。
山芋にはジオスニゲンという若返りホルモンが含まれており、アルツハイマー病の改善にもつながるという研究結果も発表されました。
山芋には体を整える成分がたくさん含まれており、病後などの体力が落ちている時、更年期などの体調が不安定な時などにも最適な食材です。わたしも今夜は山芋をすりおろしてご飯にかけて食べました。みなさんも是非山芋をおいしく食べて元気になりましょう。リハビリ、原田。