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RICEの法則
あけましておめでとうございます。
光の速さで三が日が過ぎ去り、1月4日より治療院が始まりました。
朝のミーティングで三が日をどう過ごしたか各自話しをしたのですが、
当院のスタッフが初詣で足首を捻挫しました。
そこで、急性の外傷に対する応急処置としてRICEの法則を紹介します。
Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)、
それぞれの頭文字をとって『RICEの法則』といいます。
Rは、安静にまさる良薬なしと言った所です。
経験上捻挫して普通に動いていると、腫れが引かず悪化します。
当然と言えば当然です。捻挫に於いて重症のものは骨折と同様の処置をしますが、
中程度であれば、3日間安静を順守すれば確実に良くなります。
Iは、冷却すなわちアイシング。
細胞レベルで出血がみられ炎症を起こしているので、冷やすことにより血管が収縮され出血を抑えます。
出血の成れの果てがあざです。
Cは、圧迫することにより、傷ついた組織の修復を促進し、負傷部位の安静にもつながります。
Eは挙上、すなわち持ち上げるこにより、もっと正確に言えば心臓より高い位置に足を上げることににより
重力の効果で負傷部位の血液の循環量を減らします。
正月の三が日など医療機関がやっておらず、かと言って救急指定の病院を捜して行くほどでもないとき、
自宅でRICEの法則を施すと後々の回復が必ず良くなります。
間違ってもお酒を飲んだり、入浴して暖めたりしないで下さい。
今年も残すところあと360日。
皆さんにとって良い年でありますように!
イトー整骨院 川上