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永遠の時の流れの中へ······
狭い国土に住んでいる我々日本人は、私もそうなのですが、とかく小さいことや細かいことばかりにこだわる傾向があります。しまいには毎日下ばかり向いて生活しているということになっていないでしょうか?これは精神衛生上あまり良いこととは言えないでしょう。たまには上を向いて歩きましよう!とくに冬の夜空は澄みきってとても綺麗ですよ!
では何故綺麗に見えるのでしょうか?その理由の一つとして、冬は気温が低く大気中の水蒸気量が少ないため、大気の透明度が高く夜空が澄んでいるため、月や星が輝いて見えるのです。また、冬は偏西風が強く吹き空気の塊が次々と入れ替わるので、その空気の塊の境界面を星の光が短時間に何度も屈折します。この屈折によって星がユラユラと揺らめいて見え、あるいは目に届く光の強弱が発生してチカチカと瞬いて見え、星々はとても綺麗に見えるのです。さらに、冬の夜空は明るい星が増えます。南の空にオリオン座が君臨し、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンなどの一等星が集まります。この華やかさも冬の夜空を綺麗に見せる一因だと思います。
たまには澄みきった冬の夜空に何億年も輝き続ける星たちに思いを馳せ、永遠の時の流れの中に身を置いてみるのもいいのではないでしょうか?
リハビリ、原田。