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線香を作りましょう。
灸療法は、古くは各家庭で行われてきた民間療法でもあります。
そんなわけですから、灸に火をつける線香を作るのはそんなに難しいものではないと思います。
線香は、タブノキとシナノキの樹皮を臼でひいた粉で作っていたそうです。
タブ粉とシナ粉の既製品を用意し、同量を混ぜ合わせ、空気が出来るだけ混ざらないように
水だけでねばりが出るまで約20分間練ります。
次に、大きさ、形を決め約20時間乾燥させて完成です。
線香の材料は、現在タブと杉が多いらしいですが、
普段使っている線香は、タブが80%に〝ニカワ”と香料とあとは秘密だということらしいです。
あまり苦労せずに本物に近いものを作るのであれば、
手作り線香キットを購入すればよいと思います。
ちなみに、もぐさは春は秋によもぎを刈り取り、陰干しして十分に乾燥したら
ミキサーで粉砕し、ふるいにかけて残ったものがもぐさになります。
とりあえず品質を問わなければ、もぐさと線香は自分で作れます。
しかし、さすがに自作の鍼は作れません(笑)!
イトー整骨院 川上