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中国って神秘的?
専門学校に通っていたときにお世話になった鍼灸の先生の神秘的な話を紹介します。
その先生は、中国に留学した経験があり、色々な話を聞かせてくださいました。
中国のいわゆる日本でいう総合病院みたいな所では、東洋医学科と西洋医学科が有り、
明日生きるか死ぬかという患者さんに対して、鍼施術をしているそうです。
また、留学した際に向こうの学生さんは非常に頭が良くて、
テストの時期になると専門書が5~6冊頭の中に入り、
テストの設問がどの本の何ページの何行目から何行目まで記述せよ、との事だったそうです。
にわかに信じがたい話ですが、なにしろ人口が多い分だけ天才の確率が上がるので珍しくないようです。
同時に、奇人、変人の確率も上がり、その他各種の名人も存在し、当然、鍼の名人も多数いたそうです。
その先生が当時住んでいた近くに、親指と人差し指の間にある合谷というツボを使って
すべての疾患を治す名人がいて、たまたま腰が痛かったので、実際にその施術を受けにいきました。
そうしたら、合谷に鍼を刺すと、腕を伝わって肩から背中、
そして腰まで暖かいものが下りてきたそうです。
いやぁ~、神秘的ですねぇ~?
結局その先生は、さっき言ったテスト形式について行けず留学を断念して帰国したそうです。
合谷は幅広く使用しますが、残念ながら暖かいものが腰まで下りてきたなんてことは
一回も言われたことがありません。
同じツボを使っても打つ人によっては効果が違うと言う事なのでしょうか?
ツボは効くものでなく、効かすものだと思い、これからも精進していきたいと思います。
イトー整骨院 川上