肌トラブルに取り入れたい食べ物
夏の厳しい暑さも過ぎ、朝晩は過ごしやすい日が増えてきました。
今の時期、私たちの肌は夏の強い紫外線ダメージが残っていて乾燥しやすい状態です。
季節の変わり目で、身体にもストレスがかかることで発生する活性酸素は、肌の代謝を妨げて、ターンオーバーが乱れ肌に古い角質が残ることも。
結果、肌の保水力が弱まり乾燥しやすい状態になります。
十分な水分がないとキメが乱れしわの原因となったり、肌を守ろうと過剰に皮脂が分泌され大人ニキビの原因になったり、少しの刺激で湿疹が出たり…など、様々な肌トラブルを引き起こす可能性も考えられます。
また「肌は内臓の鏡」といわれます。東洋医学でも肌の不調が現れる場所によって、どこが弱っているかの指標とされています。
例えば生理前に吹き出物が出た場合、イメージできるのは「女性ホルモン」や「血」などがあります。
そこで考えられるのは、女性ホルモンや血に関連する内臓の不調。
そんなとき東洋医学では「腎」と「肝」に不調があると考えられます。
「腎」
役割:成長や老化、生殖系や女性ホルモン系を司る。水分代謝、ホルモン・生殖機能を促進。
不調の現れる顔の部分:フェイスライン・あごの下
「肝」
役割:血液、特に血液の貯蔵に関係。血を貯蔵し各部位に送り出す。精神・情緒のコンディションにも関わる。そのため、生理前のイライラや情緒不安定は「肝」の影響も考えられる。
不調の現れる顔の部分:こめかみ、髪の生え際
また東洋医学の考え方において「お肌に良い」とされる3色の食材を紹介します。
白い食材:肌に潤いをあたえる
豚肉、豆腐、白ゴマ、きのこ、れんこんなど
赤い食材:血液の量と質を高めるために、血液と同じ色の食材を摂ることで血が養われると考えられている
クコの実、人参、血合いの多い青魚、ブドウ、赤みの肉など
黒い食材:「腎」の機能を高める
黒酢、黒きくらげ、昆布などの海藻類、黒豆、黒ゴマなど
これらの食材を積極的に取り入れて、内側からのケアも含めて肌の不調を取り除きましょう。
ストレッチ鍼灸イトー整骨院 青野