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｢また来てくれて嬉しいよ｣｢首を長くして待っていたよ｣そんなお言葉をいただくととても嬉しいですね。痛みが楽になった、動かせなかったのが動かせるようになった等、お身体の変化が目に見えて表れて来たときに患者様のお役に立てているんだと実感できます。

さらに、他にも忘れてはいけないことが幾つかあると思います。それの一つは何でしょうか？ あるとき一人の患者様が｢昔の話を聞いてくれる人がいてくれたらなぁ｣とポツリと寂しそうにおっしゃったことがあります。  患者様の多くは戦時中や戦後の大変な時代をくぐり抜けて来た当時の｢お兄さん｣｢お姉さん｣でもあります。私達がまだ子供だった頃、何不自由なく美味しいものを食べ、遊んでばかりいられたのも、その頃の｢お兄さん｣｢お姉さん｣方が骨身を惜しまず働いて日本の経済成長を支えて来られたからではないでしょうか？

ですから今度は、大人になった私たちが少しでもお役に立って恩返ししたいと思います！！まぶしいほど光輝いていた｢お兄さん｣｢お姉さん｣方のお話しをお聞きし私達も学べたらこんなにうれしいことはありません！！これからもその気持ちを忘れずに患者様と接して行けたらいいなと思います。リハビリ、原田。